蜜のあわれ
映画『蜜のあわれ』を観てきました!
自分のことを「あたい」と呼ぶ少女赤子と
赤子に「おじさま」と呼ばれる
親子以上に歳の離れた老作家。
赤子はある時は人間、
ある時は真っ赤な尾ひれを持つ金魚。
二人はとめどなく、時は奇妙な会話を繰り返し、
夜は体を寄せ合い眠る。
そんな時に、老作家への愛を募らせて
この世へと蘇った幽霊・ゆり子が現れる。
金魚と作家、そして幽霊の間で繰り広げられる
艶やかで濃密な恋の物語。
_____________________
室生犀星さんの小説、幻想文学が元となったこの作品。
晩年の頃に書かれた作品で、
老作家に自身を重ねていたのかとも
言われている作品です!
登...